ウールは天然の再生可能な繊維で、バクテリアの増殖を抑え、汚れを落とし、ダニの繁殖を抑えます。ウールラグは綿や合成繊維のラグよりも高価になりがちですが、耐久性があり、適切なお手入れをすれば一生お使いいただけます。ウールラグの頑固な汚れには専門のドライクリーニングをお勧めしますが、年に一度、中性洗剤を使ってクリーニングすることも可能です。ウールラグのお手入れ方法はこちらです。
⭐️ウールカーペットの掃除用具
ウールカーペットの掃除に必要な道具や備品のほとんどは、スーパーマーケットで簡単に手に入ります。必要な基本的な道具は、掃除機、毛抜きまたはほうき、ウールに安全な洗剤、バケツ2つ、大きなスポンジ、大きなオイルクロス、扇風機です。
ウールラグを自宅で掃除する際は、晴れた適度な気温の日に屋外で行ってください。こうすることで、ほこりや汚れのほとんどが外に出ず、カーペットの乾燥も早くなります。さらに、日光は天然の消臭剤としても役立ちます。
⭐️ウールカーペットのウェットクリーニングとドライクリーニングの方法は次のとおりです。
1. 振る、または叩く:カーペットを外に出して振ってください。ラグが大きい場合は、誰かに手伝ってもらい、ポーチの手すりや頑丈な椅子に掛けてください。ほうきやラグブロワーを使ってカーペットの様々な部分を叩き、奥深くに詰まった汚れを落とします。カーペットパッドも忘れずに振り落としましょう。
2. 掃除機をかける:床にオイルクロスを広げ、その上にカーペットを置きます。カーペット全体を掃除機で掃除します。カーペットを裏返し、反対側も掃除機をかけます。
3. ドライバス法を使う:カーペットがそれほど汚れておらず、リフレッシュしたいだけの場合は、ドライシャンプーを試してみてください。ドライカーペットシャンプーを表面に塗布し、推奨時間置いてから掃除機をかけます。
4. 混合洗剤:汚れがひどいカーペットの場合は、優しくこすり洗いしてください。ウールにも使える洗剤を使用してください。バケツの1つに冷水を入れ、大さじ1~2杯の洗剤を加えます。もう1つのバケツには冷水ときれいな水を入れます。
5. こすり洗い:カーペットの端から始めます。スポンジを洗浄液に浸します。ウールは吸水性が高く、濡れすぎると乾くのに時間がかかるので、濡らしすぎないように注意してください。カーペットを優しく押し付けながらこすり洗いし、汚れが移らないようにスポンジを頻繁にすすいでください。
6.すすぎ:カーペットに石鹸カスを残さないようにしましょう。石鹸カスは汚れを吸着してしまいます。きれいなスポンジをすすぎ水に浸し、掃除した箇所から石鹸カスを拭き取ります。
7. 吸収・乾燥:タオルを使って余分な水分を吸収します。1箇所をこすり、すすぎ、拭き取ってから次の箇所に移ります。
8. 乾燥:ラグを吊るすか、近くに扇風機を置くと早く乾きます。ラグを部屋に戻す前に、完全に乾いていることを確認してください。ラグが乾くまで数時間かかる場合があります。
⭐️定期的なメンテナンスはウールラグの美しさを保ち、寿命を延ばします。一般的にウールカーペットは月に2回掃除機をかけるだけで十分です。しかし、カーペットを頻繁に歩く人やペットを飼っている場合は、より頻繁に掃除機をかける必要があります。ウールカーペットは年に1回、徹底的なクリーニングを行い、必要に応じて軽い部分クリーニングを行うだけで十分です。
投稿日時: 2023年11月30日